2006年6月10日

Trackbackとは何ぞや?

 昨晩、本ブログにトラックバック機能を導入した旨を書きましたところ、「トラックバックってよくわからん」というコメントをいただきました。

 たしかにわかりにくいんですよね。じつは、この質問受けたのってはじめてじゃないのです。
 私の周囲にも、ブログを運営している友人・知人はかなり増えているのですけど、トラックバックを有効活用している人は見あたりません。かくいう私も、ぜんぜん有効活用できておりません。

 というわけで、ちょっとトラックバックについて書いてみようかと思います。とはいえ、有効活用できていない私が述べたって説得力がないですから、説得力ある論説のリンクを張ってみようと思います。

 まず、「トラックバックとは何ぞや?」に関しての丁寧な説明としては、下記がオススメです。

トラックバックとは?
http://www.blogtowa.jp/archives/8739784.html

 ビジネスブログ本の著者による平易な解説です。私はしてませんが、トラックバックの練習までさせてくれるみたい。



 私もブログというメディアとつきあいはじめてかれこれ2年になりますが、ブログの数ある機能のうち、もっとも「新しい匂い」がしたのは、トラックバックという機能でした。
 ただ、凡人の悲しさか、「新しい匂い」を感じ取れても、なぜ「新しい」のかというところまでは説明できなかったのです。
 そのもどかしさにある解答を与えてくれたのが次の記事。思想家・宮台真司氏の「自己責任騒動」に関する論説です。たしか、もともとは雑誌「SIGHT」に掲載されたもので、私もそこで読んだものと思いますが、宮台氏は自己のブログにもアップされています。

右翼思想からみた、自己責任バッシングの国辱ぶり
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=98

 
 自己責任騒動それ自体、相当古いものですからピンとこないかもしれませんが、文章の最後の方にある「2ちゃんを見ずにブログを見よ」という言説には大いに納得し、我が意を得たりと思ったものです。

 たしかにあのとき、(匿名ではない)ネットのオピニオンは「自己責任なんておかしいよ!」という方に傾いていました。私もそのクチで、当時こんな記事を書いています。これ、なんか知らないけどムチャアクセスが多かった記事です。

国よ、アホを守れ
http://ameblo.jp/goatsheadsoup/entry-10000011460.html

 私もブログをはじめたばっかりで、かなり熱を入れて書いています。「好き勝手書ける」ことが相当おもしろかったみたいです。


1 件のコメント:

1TRA さんのコメント...

Big Brotherさん、示唆に富むコメントありがとうございます。
敵意・悪意あるトラックバックがつくことを考慮に入れた場合、宮台氏の言う「トラックバックの表示件数が多い=評判がいい」が当てはまらなくなってきますね。
ただ、そうした場合でも、元の記事は議論の触媒となっているわけですから、「評判がいい」ととってもいいのかもしれません。露骨な誹謗中傷も、匿名性を背景にしていなければ、それなりに有効なのかも。