2008年1月4日

謎の出版社・成瀬書房、続報

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 昨年4月に、こんな記事を書きました。

ドキュメント 謎の出版社「成瀬書房」を追え!

 以降、この謎の出版社について、追及を続けることもなく放置していたんですが、今年に入ってから、親切な方がこの記事にAnonymousでコメントをつけてくださり、成瀬書房の連絡先がわかりました。下記で検索をかけると、出てくるようです。

日本図書コード管理センター
http://www.isbn-center.jp/cgi-bin/isbndb/isbn.cgi

 日本で出版される書籍には、かならずISBNコードというものがついています。私は職業柄、こいつを扱うことも多いのですが、本をつくる側にとっては、無意味な文字の羅列のくせに、間違うとエライことになるという、かなり厄介で面倒くさいシロモノです。
 でも、こういう使い方もあるんですね。

 誰とは存じませんが、書き込みしてくださった方、ありがとうございました。
 おかげさまで、成瀬書房が千葉県船橋市に現存する出版社で(2005年確認)、一応、取次経由書店販売をしている出版社であることが確認できました。
 電話で問い合わせもできるようなので、こんど問い合わせしてみようかと思っています。

 それにしても、なんだってこんなネット上のチベットみたいなブログ・サイトにたどりついたのかしら、と思ったのですが、どうやら上記記事、「成瀬書房」でググるとトップに表示されるようです。成瀬書房がいかにネットと距離をおいているかの証左でもありましょう。

1 件のコメント:

murasame さんのコメント...

成瀬書房は生きています。しかし、新たな制作はしてないので、好事家の間では希少本となりつつあります。野火(17万円)など。