2007年3月23日

子どもを使った車爆弾

 イラクで、車に子供を乗せて米兵を油断させ、子供もろとも爆破する「車爆弾テロ」があったらしい。

 子供使った車爆弾テロ 米軍、新戦術と警戒 イラク
http://www2.asahi.com/special/iraq/JJT200703210014.html

 そこまでやるか、とまず思った。子どもを囮に使ってまで貫かねばならぬ正義とは何だ。
 その後、感情の行き先に困った。こういう場合、第三者は怒るべきなのか、嘆くべきなのか。怒るとするなら誰に怒るのか。悪事が行われている、それは事実だ。で、本当に悪い奴はどいつなんだ?
 テレビのアナウンサーなら、一刻も早く平和になって欲しいですね、というだろう。そんなもん何も言ってないのと同じなのだ。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

同感です。アラーの神はこのような行いを絶対に許さないと思うんです。地獄行きは確実ですね。

1TRA さんのコメント...

takebow師匠、いつも書き込みありがとうございます。

まったく、アラーの神もお怒りだと思います。
それにしても、こうした手段を講じてまで米軍を攻撃したいというのは、相当憎しみが深いんでしょうね。そのあたり、第三者にはわかりかねるところですが、単なる宗教的情熱だけでここまではやらんだろうという気がします。

takebow さんのコメント...

1TRA さんへ
ムスリムは、最後の審判で天に召されるように六信五行を行っているので、宗教的にダメなはずなんです。地獄行きでもかまわないと考えてるのではなく、このような悪行でも神が救ってくれると教えている師がいるはずです。

1TRA さんのコメント...

takebow師匠、お返事が遅れてすいません。
おそらくは、「悪行」ではなく「善行」として認識されてるんでしょうね。囮になって死んだ子どもたちもそのことによって天に召されるとか、そのたぐいの。
気分が暗くなってくる話です。