2007年4月5日

ファッキン・アメリカ!

 もう10年以上前の話である。
 カルカッタ(現コルカタ)の空港からタクシーに乗った。
 ベンガル人のタクシー・ドライバーが声をかけてきた。

「おまえ、ジャパニ(日本人)か」
「そうだよ」
「テレビでヒロシマ・ナガサキを見たよ。ひどい行いだ。ファッキン・アメリカ! オレはアメリカが大嫌いだ。おまえもそうだろう?」
「ああ、嫌いだ」
 そう答えると、褐色の肌のタクシー・ドライバーは再度「ファッキン・アメリカ!」と叫んだ。
 その後しばらく話をしていた記憶があるが、何を話したかは覚えていない。

 ファッキン・アメリカ。そう言いたくなることはしばしばある。イラク戦争のときもそうだったし、その前のアフガン侵攻も、911の報復攻撃という大義名分は理解しつつも、やはりファッキン・アメリカだと思った。ヒロシマ・ナガサキに関しては言わずもがなである。コカコーラもマクドナルドもファッキン・アメリカだ。

 だが、私はアメリカが好きなのである。えんえんと1年かけて大統領を選ぶ政治制度も立派なもんだと思うし、その選挙に際してたとえばマイケル・ムーアのような人が出てきて大騒ぎする土壌も素晴らしいと思う。日本では考えられないことだ。そしてなにより、私が愛するロックンロールはアメリカ産の文化なのだ。嫌いになれるはずがない。

 アメリカにはいつか、時間をかけてゆっくり行ってみたい。NYやLAはむろんのこと、シスコやシカゴ、ボストンにテキサスなど、行ってみたいところはたくさんある。
 それと、インドはけっこう時間をかけて行ったけれど(半年)、また行ってみたいと思っている。私が行ったころとは国力がちがうだろう。経済発展を遂げつつあるインドがどう変わっているのか、またどう変わっていないのかに、とても興味がある。

2 件のコメント:

takebow さんのコメント...

小生もアメリカが好きで、嫌いです。同じように研究対象だった中国が嫌いで、好きでした。そう思える国の方が正しい付き合いが出来るような気がします。小生にとってはこの国、日本の方が厄介です。最近のオタク諸君から見れば、小生などは「売国奴」でしょうね。石原じゃないけど「儂こそ愛国者」なのに。。。

1TRA さんのコメント...

takebow師匠、いつもコメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、愛憎相半ばする国の方が、正しくつきあえるのかもしれません。
愛国者=憂国者たらざるを得ない現状はさみしいですよね。
都知事選、どうなるでしょうね。浅野さん頑張って欲しいですねえ。私は都民でないので選ぶ権利がありませんが。